お子さんが先天性白内障と言われたら
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冊子のご案内
「先天白内障」についての正しい知識を身につけて、不安が少しでも軽くなるようようにと、この冊子を作りました。
【監修】 野村耕治先生(兵庫県立こども病院眼科部長)
もくじ
※それぞれ別ページが開きます
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Q. 先天性白内障とは?
水晶体が生まれつき濁っている、または生後早期に濁ってくる病気です。
生まれた直後の視力は0.03程度しかなく、ものを見ることで視力は発達しますが、水晶体が濁っていると、視機能全般の発達が遅れることになります。
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Q.先天性白内障の原因は?
実際には、原因がはっきりしないケースが多いです。
水晶体の発生段階で何らかの異常が起こり、生まれる以前または生後早期に水晶体の濁りが進行するものと考えられます。
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Q.先天性白内障の治療法は?
濁りの程度が弱い場合は、遮閉訓練により弱視を防ぎます。
濁りの程度が強い場合や視力不良のサインがある場合は、濁った水晶体を取り除く手術が必要です。
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Q.視力は回復しますか?
手術までの期間や弱視の程度、手術後の弱視治療(視能訓練)の努力によって差が出ます。
おうちで取り組める弱視治療として、アイパッチによる遮閉訓練があります。
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Q. 眼鏡やコンタクトレンズは必要?
手術後は、取り除いた水晶体の代わりにコンタクトレンズや眼鏡を装用する必要があります。
強い度数が必要になるため、眼鏡だと厚く重いレンズになります。 そのため、自然な見え方になる、コンタクトレンズが適しています。
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Q. 眼内レンズは挿入できますか?
安全性を考慮して2歳以上からを手術の対象としています。
先天白内障では他にも合併症や異常が見つかることもあるため、手術の時期・適応はそれぞれ異なります。
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Q. 治療費の助成はありますか?
治療用の眼鏡及びコンタクトレンズの購入費用は、保険の適用や助成制度があります。
加入している健康保険組合やお住まいの地域の自治体にご相談ください。
対応施設の案内をご希望の場合は、かかりつけの医師にご相談ください